どーも。ドゥーミンです。
今はなんでもスマホで調べることができます。
「生き方 50代」って入れれば、人生まで指南してくれちゃう。
これじゃぁ、自分で何も考える必要なくなりますよね。
パソコンが辞書だった
ドゥーミンが初めてパソコンを買ったのは、30年近く前かな…。同時は周りにアップル派が多くて、マックのPCを買いました。
ネット回線も遅くて、なかなか画面が出てこない。ちょっと複雑な作業をすると、パソコンが固まっちゃう。そんな時代でした。
それでも、キーワードを入れるだけでいろんなページが出て来て、「これはすごい時代になった」と感心したものです。
と言っても、今ほど情報がアップされていなかったので、基本的な事しか調べられなかったです。
パソコンは辞書みたいな位置づけで使っていました。
スマホで世界が一変
2007年ににAppleが"iOS"を搭載したスマートフォン「iPhone」を発表し、発売を開始しました。2008年にはGoogle によってスマートフォン向けOS"Android"が開発されています。
わずか10数年前のことです。この後、スマホはあっという間に世界中に広がります。
それと同時に「Webコンテンツ」というものが大量生産され始めました。
検索バーに「映画」と一言入れて検索すれば、現在上映中の映画の情報や、おススメ映画まで山のような情報が現れます。
単語1つ検索しただけで、それに関わる情報が親切丁寧に説明されるページに飛べるんです。
これは、すごいことです。
いつでもどこでも、知りたい情報が手に入るんですから。
でも、不思議に思いませんか?
これだけのコンテンツ、誰が何のために作っているのか、と。
Webコンテンツの信頼性
例えば。「海外・ドラマ」と検索します。
すると、海外ドラマを見られるHuruやUNextなどの企業広告の他に、海外ドラマおすすめランキングといった記事がいくつも表示されます。
内容は企業系の記事だったり、個人のブログだったりいろいろです。
どんな言葉を検索しても、何らかの記事が書かれているんですね。
どれだけコンテンツがあるんでしょうね?
どんな需要に対しても応じられるだけの数のコンテンツが用意されているってすごいと思いませんか?
1つの記事を書くのに、記事構成、画像準備、原稿作成、記事アップと工程を経なければいけません。個人ブログであれば1人で完結しますが、企業は手分けして仕事を振り分けています。何にしろ、1つの記事を作るには、数時間の手間はかかっているわけです。
世の中にweb構成作家、webライターっていったいどれだけいるの??
そして、これだけ多量のコンテンツを作る意味。
当然お金です。
広告収入であったり、販売収入、サービス課金やマッチング手数料など。こんなにコンテンツが競合しているのに、それなりにやっていけてるって事は、需要と供給のバランスが取れているんですね。
すごい世の中になったもんだ…。
そして、こういう作業って将来的にはAIがサクサクやってそう。またマンパワーが必要なくなるのかしら?
さて、コンテンツについて。
これがどうにも胡散臭いです。
量産されているだけあって、どこまで本当やら…。もともとネットの情報って信ぴょう性が微妙ですよね。
SNSなんか脳内で思ったこと垂れ流しているだけだから、呟きネタでしかないし…。
最近では、マスコミの情報も本当かよ?って思うことあります。
それで。こういった本当かどうか分からないような情報を、信じてしまう人がいるってのが問題なんですよね。
たくさんの偽情報が鵜呑みにされ、ウソに踊らされているんですね。
これって、大問題じゃない?
皆さん。疑わしき情報は、きちんとウラを取ってから信じましょう。
自分の頭で考えていますか?
何でも検索できる時代なので、めっきり自分の頭で考える機会が減った気がします。冒頭のように、生き方指南までしてくれるし…。
でも、検索結果はウソかもしれないし、決してそれが正解でもありません。
結局は自分の頭で考えて、結論を出さなといけません。
スマホをいじっていると、あっという間に時間がたってしまいます。昔はなかった時間の使い方です。
この時間は有意義なのでしょうか? そんなに楽しい時間でしょうか?
ちょっと考えてみなきゃな…と思った今日この頃です。
それじゃ、また。